単位互換事業

単位互換制度・
科目について

単位互換

単位互換制度とは

大学コンソーシアム大阪の単位互換包括協定締結大学の学生が他大学の科目を履修した場合、その学生の卒業単位として認定可能な仕組みの制度です。大学コンソーシアム大阪の単位互換制度は大阪府下の39大学が包括協定を結び、それに参加する大学の学生・短期大学生・大学院生・留学生であれば誰でも受講できます。
また、2022年度に特定非営利活動法人南大阪地域大学コンソーシアムと広域単位互換包括協定を締結し、学生の学びの機会を広げています。

科目

オンキャンパス科目
  • 単位互換制度に参加する大学が提供
  • 11のテーマに沿ったその大学の特色ある科目
センター科目
  • 大学コンソーシアム大阪主催
  • 大阪ならではのテーマや文化、経済など様々な観点から考える科目

単位互換包括協定大学(39大学)

  • 大阪大学
  • 大阪教育大学
  • 大阪公立大学
  • 大阪市立大学
  • 大阪府立大学
  • 藍野大学
  • 追手門学院大学
  • 大阪青山大学
  • 大阪医科薬科大学
  • 大阪音楽大学
  • 大阪学院大学
  • 大阪観光大学
  • 大阪経済大学
  • 大阪経済法科大学
  • 大阪工業大学
  • 大阪国際大学
  • 大阪産業大学
  • 大阪樟蔭女子大学
  • 大阪商業大学
  • 大阪女学院大学
  • 大阪信愛学院大学
  • 大阪成蹊大学
  • 大阪体育大学
  • 大阪電気通信大学
  • 大阪人間科学大学
  • 関西大学
  • 関西福祉科学大学
  • 近畿大学
  • 四條畷学園大学
  • 四天王寺大学
  • 摂南大学
  • 千里金蘭大学
  • 相愛大学
  • 宝塚大学
  • 梅花女子大学
  • 阪南大学
  • 東大阪大学
  • 桃山学院大学
  • 森ノ宮医療大学

広域単位互換包括協定団体

特定非営利活動法人
南大阪地域大学コンソーシアム

科目について

  • オンキャンパス
    科目
  • センター科目
    (概要)
  • センター科目

    (受講にあたって)

各大学から提供される大学オリジナルの特色あふれる科目です。
この機会に幅広い知識を身につけましょう。

  • B: 教職科目
  • C: 世界と学ぶ
  • D: ことばの魅力を探る
  • E: 社会の仕組みを知る
  • F: 歴史と文化を学ぶ
  • G: 環境と福祉を考える
  • H: 人間と生活を考える
  • I: 科学と自然を学ぶ
  • J: 芸術に親しむ
  • K: 文化の世界に触れる
  • L: 現代社会を知る
センター科目 教授のイラスト

オンキャンパス科目
開設大学一覧

下記大学のキャンパスが会場です。他大学のキャンパスの雰囲気を感じることができ、他大学の学生との交流ができます。

2023年度開講科目

※授業実施方法の詳細はシラバスをご確認ください。

大学コンソーシアム大阪が主催する科目で、大阪を様々な観点から学ぶ科目を中心に、自大学では受講できないユニークな科目をラインナップしています。

※科目名50音順

地域社会を学ぶ

大阪の観光

四天王寺大学

大阪のまちを探検する

近畿大学

大阪をつくる

―バリアフリー・ユニバーサルデザイン・景観および住民参加―

近畿大学

消費者市民と社会

和歌山大学

ツーリズムと社会

大阪観光大学

現代社会・経済を学ぶ

金融リテラシーを高める

―生活設計と金融の基礎知識―

近畿大学

現代商品市場論

―“世界初の先物の町”大阪で学ぶリスク管理手法―

近畿大学

租税法

~地域づくりの中でも税を観察してみよう~

大阪経済大学

自然・文化を学ぶ

上方芸能文化

大阪樟蔭女子大学

植物園で学ぶ生態圏と文化

大阪公立大学

食べ物の役割と日本における食材の歴史

関西大学

日本文化事情

大阪商業大学

心と身体を知る

発育発達・老化論

大阪体育大学

仏教思想論

相愛大学

専門を極める

図書館総合演習

相愛大学

「センター科目」の特長

単位互換制度では、大学コンソーシアム大阪の会員大学それぞれが、素晴らしい授業を開講しており、そうした良い授業を大学生の皆さんに提供することが最大の目的です。
中でも、大学コンソーシアム大阪が提供する「センター科目」について、単位互換実務委員会の安孫子 勇一 委員長に、そのコンセプトと受講メリットなどについて伺いました。

大学コンソーシアム大阪 
単位互換実務委員会

委員長

安孫子 勇一
Yuichi Abiko

近畿大学 経済学部 教授

センター科目は、大阪・梅田にある「キャンパスポート大阪(大阪駅前第2ビル4階)」で開講する科目や、自宅からでも参加できるオンライン科目など、様々な講義形態で行っています。大学では学ぶことのできないユニークな科目を他大学の学生とともに学び、切磋琢磨できる貴重な機会です!

大学コンソーシアム大阪 単位互換実務委員会 委員長 安孫子 勇一

特長
01

大阪ならではの個性的なテーマの講義であること

独創的な視点で世界でも類を見ない文化・産業を創造してきた大阪の歴史を学ぶと共に、次代の大阪の発展につながるテーマを選定しています。

特長
02

社会に出て役立つ実用的な講義であること

日ごろ、大学で学ぶアカデミックな内容とは異なる社会で役立つ実践的なテーマを選定しています。講義内容の精度をより高めるために、寄附講座※の仕組みを積極的に導入。社会国内外で活躍する実務家・研究者の協力を仰ぎながら、現在進行形で行われている社会・ビジネステーマに基づいた講義を開講しています。

※寄附講座とは
大学や研究機関における教育・研究形態の一つで、各分野のエキスパートに講師として、講座内容とカリキュラム作成を依頼、専門ノウハウを寄附という形で提供していただくものです。

特長
03

一方向ではなく、双方向型の授業を目指しています。

授業を一方的に受講するのではなく、積極的な意見交換や現地でのフィールドワーク、ビジネスパーソンの講義など、オンライン講義を含めた様々な講義形態で行っています。

受講生の声
(2022年度受講生アンケートより)

センター科目を受講した学生から様々な声が寄せられています。
※学年は2023年2月時点

センター科目を受講した学生の様子1
センター科目を受講した学生の様子2
  • 私たちの生活の基盤となる自然に対する理解を深めることで、人間と自然の共存が可能となるのではないかと感じた。

    「植物園で学ぶ生態圏と文化」受講
    (対面・フィールドワーク形式)
    追手門学院大学/4年生

  • 保険やライフプランニング、資産運用はこれからの人生で避けることができないので、この機会に学ぶことができて良かった。

    「金融リテラシーを高める」受講
    (オンライン形式)
    大阪公立大学/1年生

  • 自分の周りの環境や構造物に対して興味を持ち、なぜそのような構造なのかなど深く考えるための礎になった。

    「大阪をつくる」受講
    (オンライン形式)
    近畿大学/3年生

  • 今まで何気なく見ていた食品の歴史や知識は意外なものや知らなかった知識が多かったし、勉強した食材や話題を日常で目や耳にすると講義で習ったことを思い出せて楽しかった。

    「食べ物の役割と日本における食材の歴史」受講
    (オンライン形式)
    近畿大学/3年生

センター科目受講生の声(2022年度 受講生)

石田 夕紀さん

追手門学院大学4年生 石田 夕紀さん
受講科目:センター科目 「仏教思想論」(オンライン形式)

Q1

単位互換科目の魅力を教えてください

A1

魅力はなんと言っても、自大学では開講していない講義を受講できることです。単位互換科目の中で同じような講義が自大学で開講されていても、他学部専用の講義で受講できないといったことがあったので、助かりました。

Q2

単位互換科目を受講してみてどうでしたか?

A2

受講する前と後では、考え方が変わりました。仏教思想論では、毎授業、学生の意見を聞きつつ講義を進めるので、同じ世代の学生がどんな思想を持っているのかを聞くことができ、そんな考え方もあるのかと大変参考になりました。

Q3

大学の授業との両立はどうでしたか?

A3

両立はできました。オンライン上での講義のため場所を選ばないので、とても受講しやすかったです。早めに自身の大学に行って自習をし、仏教思想論を受講し、その後、対面のゼミに参加するといったルーティンで講義を受講していました。

Q4

出願を迷っている人に一言

A4

他大学の講義を受講でき、興味のある分野の見聞を広める機会というのはなかなかありません。大学の講義が物足りないなと思っている方や、興味のある分野を深掘りしたいという方におすすめです。ぜひ一歩踏み出して受講してみてください。

稲田 善文さん
相愛大学2年生 神高 涼さん
受講科目:

センター科目 「現代商品市場論」(オンライン形式)
オンキャンパス科目 「現代の心理学」(オンライン形式)/
「ものの科学(天体の世界)」(オンライン形式)

Q1

単位互換科目の魅力を教えてください

A1

自大学では学べない授業や、同じような授業でも掘り下げる角度が違うような授業等に出会うことができました。副次的な要素として他大学から見た自大学という単位互換でしか見えない見方ができました。

Q2

単位互換科目を受講してみてどうでしたか?

A2

同じ大学生でも所属する大学が違うとやっていることは全然違うのだなぁと感じました。自分の大学で受けている授業と比較することで違いや共通点を知ることができたのは大きかったです。大学によってオンラインのシステムが全然違うことも多く一つ一つが新鮮で全く退屈することなく授業を受けれたのは良かったです。
オンラインといえどもサポートも万全でシステムに慣れないうちも先生との個別のやり取りの手段はあり、安心して授業を受けることができました。
疑問や質問に丁寧に毎授業返信してくれる授業もあり、対面よりもオンラインの方が聞きやすいこともあり、授業全体を通して見ると対面で受けていた授業より満足度の高い授業もありました。

Q3

大学の授業との両立はどうでしたか?

A3

ここが一番、二の足を踏むところかと思います。しかし受講形態も柔軟なのでその時の自分の履修状況に合わせる形で組むと大丈夫でした。
オンラインの授業は自分の大学の授業がある中でも少しの時間(例えば空きコマのタイミング)で授業を受けることが出来ます。最初にどこまで精密に決められるかが大事だと思います。

Q4

出願を迷っている人に一言

A4

一にも二にもまず問い合わせです。
センター科目でもオンキャンパス科目でも、疑問に思うことを一つずつ無くしていくことが大事です。
僕も沢山問い合わせました。
他には「自大学の単位互換担当の方との相談」です。
単位互換の条件は自分が所属する大学によっても違うので!!

開講時期

前期
(春学期)

4月10日(月)~
7月30日(日)

前期試験期間

7月31日(月)~
8月6日(日)

集中講義期間

8月7日(月)~
9月3日(日)

後期
(秋学期)

9月18日(月・祝)~
2024年1月29日(月)

後期試験期間

2024年1月30日(火)~
2月5日(月)

授業休止期間

12月22日(金)~
2024年1月5日(金)

※授業開始、終了日は科目により若干異なります。
※日曜日、国民の祝日、国民の休日は原則として授業を行いません。

授業時間

1時限目

10:00~11:30

2時限目

13:30~15:00

3時限目

15:10~16:40

4時限目

18:30~20:00

※授業時間は科目により若干異なる場合があります。
※集中講義については、この時限は科目開設大学において変更されることがあります。

試験について

試験はセンター科目の試験期間に授業と同じ曜日・時限に行うことを原則としています。試験実施要領は科目開設大学のそれを基準としていますので、在籍大学の試験基準ではありません。

試験期間

前期試験期間

7月31日(月)~
8月6日(日)

後期試験期間

2024年
1月30日(火)~
2月5日(月)

センター科目 
対面授業科目

科目一覧

科目番号 科目名 開設大学

A23001

植物園で学ぶ生態圏と文化

大阪公立大学

A23002

ツーリズムと社会

大阪観光大学

A23003

租税法〜地域づくりの中でも税を観察してみよう

大阪経済大学

A23005

日本文化事情

大阪商業大学

A23008

大阪のまちを探検する

近畿大学

A23013

仏教思想論

相愛大学

A23014

図書館総合演習

相愛大学

AM23001

消費者市民と社会

和歌山大学

※授業方法は変更となる場合があります。

台風等非常時及び主要交通機関運休における授業の取り扱い

台風等の接近、公共交通機関の運休、その他不測の事態が生じた場合において、授業(学期末試験を含む。以下「授業」という。)の実施が困難な場合における授業の取り扱いについては、次のとおりとします。

①暴風警報、または特別警報発令時の取り扱い
兵庫県の阪神地域や大阪府下地域のいずれかに「暴風警報」、または「特別警報」(以下「警報」という)が発令された場合は、全日授業を休講とします。ただし、警報が解除された場合は、別表のとおり取り扱います。

②交通機関運休の場合の取り扱い
地震等による災害、交通機関のストライキにより、下記(A)(B)の条件がともに満たされた場合は、全日授業を休講とします。

(A)大阪市内乗り入れのJR西日本・阪急・京阪・近鉄・阪神・南海の6交通機関のうち2交通機関以上が運休
(B)大阪メトロ、大阪シティバスが全面的に運休

ただし、運休が解除された場合は、別表のとおり取り扱います。

【別表】

警報解除時刻および交通機関の開通時刻 開始時限

7時までに解除・開通

1時限目から実施

10時までに解除
・開通

2時限目から実施

15時までに解除
・開通

4時限目から実施

15時1分以降に解除・開通

全日休講

運休が解除されたとは、次の(a)(b)のことをいいます。
(a)大阪市内乗り入れのJR西日本・阪急・京阪・近鉄・阪神・南海の6交通機関のうち2交通機関以上が運行
(b)大阪メトロ、大阪シティバスのうち少なくともいずれかが運行

地震等による警報が発動された場合、又は緊急事態が発生し、授業の実施に支障があると認められる場合の休講等の措置は、本法人事務局長が決定します。

センター科目 
オンライン授業科目

科目一覧

科目番号 科目名 授業方法 使用ツール

A23004

上方芸能文化

オンデマンド配信

Google Classroom

A23006

発育発達・老化論

オンデマンド配信

Google Classroom

A23007

食べ物の役割と日本における食材の歴史

オンデマンド配信

Google Classroom

A23009

金融リテラシーを高める ―生活設計と金融の基礎知識―

オンデマンド配信

Google Classroom

A23010

現代商品市場論 ―“世界初の先物の町”大阪で学ぶリスク管理手法―

オンデマンド配信

Google Classroom

A23011

大阪をつくる
―バリアフリー・ユニバーサルデザイン・景観および住民参加―

リアルタイム配信

Zoom
Google Classroom

A23012

大阪の観光

オンデマンド配信

Google Classroom

※Classroomに参加するためのクラスコードはメールでお知らせします。
※授業方法は変更となる場合があります。
※一部対面授業を含む場合があります。詳細は必ずシラバスにてご確認ください。

受講方法

受講にあたり、必ず事前にマニュアルを確認のうえ、受講に必要な環境を整備してください。

Google Classroomのイラスト