キャリア支援プログラム

就業体験型プログラム
案内・受入申込 (企業・団体向け)
(旧称:就業体験型インターンシップ)

就業体験型プログラムについて

大学コンソーシアム大阪のプログラム

大学コンソーシアム大阪が実施するプログラムは、会員大学の全学生(※1)を主対象に、主に学生の夏休み期間に行う産官学連携のキャリア教育プログラムであり、下記を目的に実施しています。

・大阪及び関西圏(兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・三重)の企業・団体等との連携による、将来大阪・関西で活躍する若者の育成と地元定着支援
・社会体験と教育研究の融合による、学生の学習意欲の喚起と高い就業意識の育成


これまで就業体験型インターンシップとして実施してきたものですが、三省合意の改正(※2)に伴い、名称を「就業体験型プログラム」と変更したものです。


※1 大学院生、併設短期大学生および留学生を含む
※2 2022年6月に改正された「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(文部科学省、厚生労働省および経済産業省合意)

導入の5つのメリット

メリット.
01

社会的イメージの向上に効果的です

就業体験型プログラムには、未来の日本を支える人材を育成するという側面があります。学生の受け入れは社会貢献の一環としての活動と言えることから、社会的イメージの向上につながります。

メリット.
02

業界のPRや魅力発信に有効です

実習生が未来の顧客や支援者になるだけでなく、その仲間にも好印象が伝わります。
若い世代にその業界の魅力を正しく理解してもらう有効な機会です。

メリット.
03

新たな視点や感性に触れることができます

実習を通じて学生の意識や考え方を知ることで、自社(団体)のサービス等の改善や新卒採用者の教育の参考になります。

メリット.
04

社内の活性化につながります

実習生の指導を通じて、社員(職員)の意識の向上とさらなる成長を促す機会(=内部教育や組織の活性化)になります。

メリット.
05

大学との連携強化が期待できます

大阪府内の様々な大学を会員に擁する大学コンソーシアム大阪を通じて、大学との幅広いパイプを作るきっかけを掴んでください。

受け入れまでの流れ

プログラム案内

企業(団体)向けリーフレット 資料のアイコン

※事業説明/よくある質問/受入企業事例紹介についてご覧いただけます。
※本プログラムへの参画を検討されている企業・団体担当者様は、エントリー前に事業説明部分をご確認ください。

スケジュール(2024年度)

4月30日(火)

企業・団体エントリー締切

実習要項の公開(4月下旬より順次公開予定)

5月8日(水)
〜24日(金)

学生出願期間

6月2日(日)

大学コンソーシアム大阪による学生面接・選考

6月中旬

実習生の決定→受入先に通知
(受入先・実習生間で日程等の調整)

6月30日(日)

事前研修

7月
(実習開始までに)

三者協定締結

8月〜9月中旬

実習期間(この間で、実働5日~10日間での実習を実施)

9月29日(日)

事後研修
※交流会を兼ねて実施、受入先・大学関係者の参加可

プログラムの導入に向けて

01

実施体制の整備

本プログラムは、学生のキャリア教育と人材育成の取り組みであり、その効果を十分あげるためには、受入先における実施体制の整備が肝要です。明確な目的のもとでエントリーを検討してください。

02

受け入れに伴う経費等

・本プログラムへのエントリー料:無料
・実施に要する経費:受入先負担
・実習生に対する報酬や交通費、昼食代等:受入先の任意

03

実習生の保険加入

実習生にはそれぞれの実習形態にあった「傷害保険」と「賠償責任保険」への加入を義務付けています。(例:「学生教育研究災害傷害保険(賠償責任保険付帯)」、略称:学研災)。実習生の受け入れにあたり、受入先での保険加入は原則不要です。

04

実習生の誓約書提出

下記のようなトラブルが発生した場合の責任の所在を明確にするため、実習生より受入先に対し、誓約書を提出します。問題解決にあたっては、実習生個人による問題解決を基本としますが、大学コンソーシアム大阪や実習生在籍大学が仲介役となり、調整を行います。(誓約書の見本をページ下部に掲載しています。)

<想定されるトラブル例>
・受入先の機密や個人情報を漏洩する等の守秘義務違反を起こした
・受入先の就業規則を遵守しなかった
・器物破損など何らかの問題が生じた

05

事前・事後教育

派遣が決定した実習生には、実習の前後に研修を実施し、「学習」→「実践」→「振り返り」のステップを踏まえた学びの支援を行います。大学や学部、学年を越えた実習生が一堂に会し、下記のような研修に取り組みます。

<研修内容(一例)>
事前研修

ビジネスマナー・コミュニケーショントレーニング/リスクマネジメント・企業理解/先輩体験談/ケーススタディ・目標設定

事後研修

グループワーク・発表/受入企業講演/情報交換・交流

06

実習生の個人情報の取り扱い

本プログラムを通じて取得した実習生の個人情報の取り扱いは、本プログラムの実施に係る範囲に限定します。

プログラム実施の流れ

Step.
01

エントリーまでに

担当者(窓口)を決める

大学コンソーシアム大阪との窓口となる担当者を決めてください。実習生受け入れに伴う事務手続きは担当者を通じて行います。

Step.
02

実施要項を検討し、エントリーする

実習要項を検討する

自社(団体)が行う実習における目的や到達目標等を明確にしながら、実習要項を作成します。
学生がわかりやすいよう、できるだけ具体的に記載してください。


作成の留意事項
・実習日程は、8月~9月中旬の期間で、原則、実働5日~10日間(40~80時間を目安)としてください。
・実習内容は、就業体験を含むものとしてください。単日の企業説明会やプログラムとして不適当と判断される場合、エントリーをお断りする場合があります。
※受入先が設定する課題に対し、実習生がプロジェクトとして取り組む場合等も含む。
・一定のスキルや専門知識が問われる職種の場合等は、受け入れに係る要件を設定できます。要件によっては実習生の派遣がかなわない場合がありますので、ご了承ください。
・提供された実習要項は、大学コンソーシアム大阪のホームページ上で公開します。

エントリーする

期限内に大学コンソーシアム大阪のホームページからエントリーしてください。
入力いただいた内容は審査を経て、4月下旬より順次公開します。

入力項目
①受入人数(コンソのプログラムとして何名受け入れるか)
②受入要件(条件・資格・留学生不可など:できる限り不問が望ましい)
③実習可能な職種
④実習形式(対面・リモートまたは両方)
⑤実習内容(できるだけ具体的に)
⑥実習期間・日数・時間
⑦実習地
⑧その他

Step.
03

実習生決定〜受け入れ

実習生情報を入手する

学生の面接・選考は、企業(団体)からエントリー時に提出された実習要項の記載内容に基づき、大学コンソーシアム大阪が行います。受入先での選考は、理由の如何を問わずできませんのでご了承ください。

実習生の派遣が決定した受入先には、連絡先等の実習生情報を提供します。実習日程等の調整は、受入先・実習生間で個別に行います。

本プログラムは、学部生、大学院生、留学生等の全学生を対象としています。そのため、就職活動前の3年次以外の実習生を派遣する場合があります。また、必ずしも実習生の派遣を確約するものではありません。

Step.
04

三者協定の締結

三者協定を締結する

実習開始にあたり、受入先、実習生在籍大学、大学コンソーシアム大阪による三者協定を締結します。
7月中旬頃、受入先担当者へ協定書を送付します。(協定書の見本をページ下部に掲載しています。)

Step.
05

実習開始~終了まで

実習を行う

8月~9月中旬の期間で、原則、実働5日~10日間(40~80時間を目安)の就業体験を伴う実習を行ってください。

実習日誌・評価表の取り扱いについて

実習生の持参する実習日誌・評価表の確認、コメント記入をお願いします。
実習日誌および評価表は、最終日に実習生から回収し、大学コンソーシアム大阪へ提出してください。
(実習生には、後日、在籍大学を通じて返却されます。)

エントリー

新規にエントリーされる場合は、プログラムの導入に向けてプログラム実施の流れを必ずご一読ください。
また、以下の協定書、誓約書の内容をご確認ください。

※協定書、誓約書ともに、独自のフォーマットの使用をご希望の場合は、予め大学コンソーシアム大阪事務局へご相談ください。

本プログラムの趣旨・内容に同意いただける場合は、下記よりエントリーしてください。

※本プログラムは、大阪及び関西圏(兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・三重)の企業・団体等との連携による地域密着型により実施しています。プログラムの趣旨から、エントリーをお断りする場合がありますので、あしからずご了承ください。

※2024年度のエントリー受付は終了いたしました。

Q&A 〜受け入れに関するよくある質問〜

Q1

実習生の受け入れにあたって、登録料は必要ですか?

A1

登録料は必要ありません。但し、実習中に発生する費用(事務経費等)は企業・団体の負担となります。

Q2

実習内容に変更が生じた場合は…?

A2

受入先から提出される情報をもとに、学生が出願を検討しますので、エントリー前に十分検討してください。但し、やむを得ない事情により実習内容に変更が生じたり、実施不可となった場合は、早急に大学コンソーシアム大阪事務局へ連絡してください。

Q3

大学コンソーシアム大阪のプログラムは大学の単位になりますか?

A3

大学により単位認定の取り扱いが異なります。
認定にあたっては、実習日数等の必要条件があります。(例:実働40時間以上)

Q4

数日間の実習であれば受け入れ可能ですが…。

A4

実習期間は、原則として、夏季休暇中の1〜2週間程度(実働5〜10日間)でお願いしています。
それに満たない場合や大幅に超える場合は、あらかじめ大学コンソーシアム大阪事務局へご相談ください。

Q5

「就業体験」とはどのようなものを指しますか?

A5

就業体験=“企業・団体の実務を経験すること”とお考えください。
具体的内容は企業・団体により異なりますので、不明な場合は大学コンソーシアム大阪事務局へご相談ください。

Q6

入手した学生情報は採用選考活動のために使用できますか?

A6

本法人のプログラムは、教育活動の一環として位置付けていますので、学生情報を採用選考のために利用することはできません。

本プログラムの問い合わせ先

特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 (事務局:キャリア支援担当)
電 話:06-6344-9560
メール:career★conso-osaka.jp ★を@に代えてください。